
タックスプランニングって、言葉からして難しそう…

所得控除が15種類もあるなんて、全部覚えられるわけない!
FP3級の学習を進める中で、多くの人が最大の壁と感じるのが、この「タックスプランニング(税金)」の分野ではないでしょうか。漢字とカタカナのオンパレード、複雑な計算式を前に、心が折れそうになりますよね。
でも、この記事を読めば大丈夫です!
タックスプランニングは、ポイントさえ押さえれば、驚くほどシンプルに理解できます。
この記事では、頻出する所得控除の超カンタンな覚え方から、誰もがつまずく所得税の計算問題まで、あなたの「分からない」を「分かった!」に変える攻略法を、どこよりも分かりやすく解説します!
まずはここから!タックスプランニング頻出の2大テーマ

広大な税金分野の中から、FP3級試験で特に狙われやすい、絶対に外せない2つのテーマに絞って解説します。
テーマ①:10種類の「所得」
どんな内容?
私たちの収入(もうけ)は、その性質によって10種類に分類される、という税金の基本ルールです。この10種類を覚えることが、タックス学習のスタートラインになります。
頻出用語の例
給与所得, 事業所得, 不動産所得, 譲渡所得, 一時所得, 退職所得など
学習ポイント
「会社員のお給料は給与所得」「フリーランスの収入は事業所得」「アパート経営の家賃収入は不動産所得」のように、具体的な例とセットで覚えるのがコツです。
テーマ②:15種類の「所得控除」
どんな内容?
所得税の負担を軽くしてくれる、私たちにとって非常にありがたい制度です。全部で15種類ありますが、試験で頻出するものは限られています。
頻出用語の例
基礎控除, 配偶者控除, 扶養控除, 社会保険料控除, 生命保険料控除, 医療費控除, 寄附金控除(ふるさと納税など)
学習ポイント
これらを丸暗記しようとすると大変です。次に紹介する「魔法の暗記術」で、楽しく効率的に覚えていきましょう。
もう挫折しない!「所得控除」魔法の暗記術

15種類もある所得控除。でも、ちょっとしたコツで驚くほど覚えやすくなります。
ステップ①:「物的控除」と「人的控除」に仲間分けする
まずは15種類を、大きく2つのグループに分けてみましょう。
- 人的控除: 「ヒト」に関する控除(例:配偶者控除, 扶養控除など)
- 物的控除: 「モノ・コト」に関する控除(例:生命保険料控除, 医療費控除など)
このように仲間分けするだけで、頭の中がスッキリ整理され、記憶しやすくなります。
ステップ②:身近なストーリーで覚える
特に「人的控除」は、人生のストーリーに当てはめて覚えると効果的です。
「社会人になって(基礎控除)、結婚して(配偶者控除)、子どもが生まれて(扶養控除)、親の介護で働けなくなっても(寡婦・ひとり親控除)、障がいがあっても(障害者控除)、働きながら学校に通っても(勤労学生控除)、税金の負担は軽くなるんだな」
このように物語にすると、不思議と頭に入ってきませんか?
ステップ③:グループ分けと頭文字で覚える!
最後は、暗記の王道テクニックです。ステップ①で分けた2つのグループそれぞれの頭文字を取って、リズミカルに覚える方法が非常に効果的です。
- 基礎控除
- 配偶者控除・特別配偶者控除
- 扶養控除
- 障害者控除
- 寡婦控除・ひとり親控除
- 勤労学生控除
これらの頭文字をとって、「き・はい・ふ・しょう・かしん・きん」と、何度も口ずさんでみましょう。呪文のようですが、音のリズムで覚えることで、試験本番で「えーっと、人的控除は…」となった時に、スッと頭に浮かんできます。
- 社会保険料控除
- 小規模企業共済等掛金控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 寄附金控除
- 医療費控除
- 雑損控除
こちらも同様に頭文字をとって、「しゃ・しょう・せい・じ・き・い・ざつ」と覚えてみましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、この「グループ分け」と「頭文字暗記」を組み合わせることで、15種類もの控除を整理して記憶することができます。
【3ステップで分かる】所得税の計算問題を完全攻略!

誰もがつまずく計算問題ですが、この3つのシンプルなステップに分解すれば、もう怖くありません。
STEP1:「収入」から「所得」を計算する
まず、税金の計算は「収入」からスタートしません。会社員なら給与収入から「給与所得控除」という経費のようなものを差し引いた、「所得」を求めます。
【式】収入 - 必要経費(給与所得控除など) = 所得金額
STEP2:「所得」から「課税所得」を計算する
次に、STEP1で求めた「所得」から、先ほど覚えた「所得控控の合計額」を差し引きます。こうして求められた、実際に税金がかかる金額のことを「課税所得」と呼びます。
【式】所得金額 - 所得控除額 = 課税所得金額
STEP3:「課税所得」に「税率」をかけて所得税額を計算する
最後に、STEP2で求めた課税所得に、所得金額に応じた「所得税の税率」をかけて、最終的な所得税額を計算します。
【式】課税所得金額 × 所得税率 - 税額控除 = 所得税額
この3ステップの流れさえ覚えておけば、FP3級の計算問題は必ず解けます!
タックスプランニング学習におすすめのツール
複雑な税金の知識を定着させるのに役立つ、おすすめの書籍とサイトを紹介します。
『2025-2026年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級』(TAC出版)
特徴: 複雑な税金の仕組みが、豊富な図解で非常に分かりやすく解説されています。特に所得税の計算の流れなどは、このテキストの図解で理解するのが一番の近道です。シリーズの『問題集』と連携させることで、計算問題も効率的にマスターできます。
こんな人におすすめ:
- 税金の全体像を、視覚的にスッキリ理解したい方
- イラストや図解で、直感的に学習したい方
- 実績と信頼性のある、王道のテキストを使いたい方
『史上最強のFP3級テキスト 25-26年版』 (ナツメ社)
特徴: 丁寧な解説と豊富な側注(補足説明)で、初学者がつまずきやすいポイントを徹底的にフォローしてくれます。「なぜこの控除があるのか」といった背景まで理解しやすいので、丸暗記ではなく、根本から知識を身につけたい方におすすめです。
こんな人におすすめ:
- とにかく分かりやすさを最優先したい方
- 丁寧な解説で、知識を根本からしっかり理解したい方
- キャラクターのナビゲートで、楽しく学習を進めたい方
FP3級ドットコム 過去問解説
特徴: このサイトの「分野別で問題を解く」機能を使えば、タックスプランニングの問題だけを集中的に演習できます。計算問題や所得控除の問題を何度も繰り返し解くことで、知識を確実に定着させることができます。苦手克服に最適です。
こんな人におすすめ:
- 無料で、手軽に過去問演習を始めたい方
- タックスプランニング分野を、集中的に攻略したい方
- 移動時間などのスキマ時間を有効活用したい方
まとめ:タックスはFP3級の最重要科目!得意分野にして合格を掴もう!
今回は、FP3級の最難関「タックスプランニング」の攻略法について解説しました。
- タックスプランニングは「所得」と「所得控除」が2大テーマ。
- 所得控除は「仲間分け」「ストーリー」「ゴロ合わせ」で楽しく覚えよう。
- 計算問題は「3つのステップ」の流れさえ覚えれば怖くない。
タックスプランニングの知識は、試験の合否を分けるだけでなく、自分自身の年末調整や確定申告、つまり「節税」にも繋がる、一生モノの財産です。
ぜひ、苦手意識を克服して、楽しみながら学習を進めてみてくださいね。





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