「金融資産運用って、株とか投資とか、なんだか難しくて自分には縁遠い世界…」
「PER?PBR?アルファベットの指標が多すぎて、もう意味がわからない!」
FP3級の学習の中でも、特に専門用語が多く、苦手意識を抱きやすいのが「金融資産運用」の分野ではないでしょうか。ニュースで聞く言葉も多いけれど、いざ勉強するとなると、その複雑さに頭を抱えてしまいますよね。
でも、心配しないでください。
金融資産運用の知識は、身近なモノやサービスに例えることで、驚くほどスッと理解できます。
この記事では、FP3級で頻出する金融商品のキホンから、誰もがつまずく株式指標の超カンタンな覚え方まで、あなたの「分からない」を「面白い!」に変える攻略法を徹底解説します!
まずはここから!金融資産運用の3大頻出テーマ

数ある金融知識の中から、FP3級試験で特に狙われやすい、絶対に外せない3つのテーマに絞って解説します。
テーマ①:金融商品のキホン(株式・債券・投資信託)
資産運用の主役となる3つの金融商品。それぞれの特徴と違いを、「お店の経営」に例えて理解しましょう。
- 株式
お店の「共同経営者」になる権利です。応援したい会社の株を買うことは、その会社のオーナーの一人になるということ。お店が大きく儲かれば自分も儲かりますが、経営が傾けば損をするリスクもあります(ハイリスク・ハイリターン)。 - 債券
国や会社に「お金を貸す」権利です。満期になれば、貸したお金が利息付きで返ってくる約束なので、リスクは低いですが、大きなリターンも期待できません(ローリスク・ローリターン)。 - 投資信託
人気の「食のセレクトショップ」のようなものです。運用の専門家(店長)が、世界中の色々な商品(株や債券など)をバランス良く詰め合わせて、「おまかせパック」として販売してくれます。初心者でも手軽に分散投資が始められるのが魅力です。
テーマ②:おトクな非課税制度(NISA・iDeCo)
本来、投資で得た利益には約20%の税金がかかります。しかし、国が「みんな、もっと資産形成しようぜ!」と用意してくれた、税金がかからなくなる特別なおトク制度が「NISA」と「iDeCo」です。
- NISA(ニーサ)
「いつでも引き出せる、おトクな非課税のおサイフ」とイメージしましょう。年間で投資できる上限額が決まっています(つみたて投資枠・成長投資枠)。 - iDeCo(イデコ)
「原則60歳まで引き出せない、自分専用の年金貯金箱」です。老後のためにコツコツ積み立てる制度で、掛け金が所得控除になるという、さらなる税金のメリットもあります。
テーマ③:会社の価値を測るモノサシ(株式指標)
その会社が「儲かっているか」「株価は割安か」などを判断するための、重要な指標です。アルファベット3文字が多くて大変ですが、次の覚え方で攻略しましょう。
もう迷わない!株式指標(PER・PBR・ROE)魔法の覚え方

アルファベット3文字の指標は、会社の「健康状態」を調べるための3つの検査項目だとイメージしてみてください。
PER(Price Earnings Ratio):人気度を測る指標
- 役割: 会社の「利益」に対して、株価が何倍まで買われているかを見ます。いわば「会社の人気投票」のようなもの。一般的に、数値が低いほど「株価は割安」と判断されます。
- 覚え方: 「Popular(人気の) Evaluation(評価) Ratio(比率)」の頭文字だとこじつけて覚えてみましょう!
PBR(Price Book-value Ratio):底力を測る指標
- 役割: 会社の「純資産(もし会社が解散した時に残る価値)」に対して、株価が何倍かを見ます。こちらは「会社の体力測定」のようなもの。数値が低いほど「株価は割安」で、特に1倍を下回ると「解散価値より安い」と判断されます。
- 覚え方: 「Powerful(力強い) Body(身体) Ratio(比率)」の頭文字だとイメージすれば、会社の体力が分かりますね。
ROE(Return On Equity):稼ぐ力を測る指標
- 役割: 会社が持つ「自己資本(株主から集めたお金など)」を使って、どれだけ効率よく利益を生み出しているかを見ます。これは「会社の稼ぐ効率」そのもの。数値が高いほど「株主のお金を上手に使って稼いでいる優秀な会社」と判断されます。
- 覚え方: 「Real(本物の) Outstanding(傑出した) Efficiency(効率)」の頭文字だと考えれば、「本当に稼ぐ効率が良い会社か」が分かります。
金融資産運用学習におすすめのツール
投資や経済の知識を、分かりやすくインプット・アウトプットできるツールを紹介します。
『2025-2026年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級』(TAC出版)
特徴: 投資信託の仕組みや、NISA・iDeCoの制度概要など、複雑な概念が豊富な図解で非常に分かりやすく解説されています。文字だけでは理解しにくい内容も、視覚的にイメージで捉えることができるので、初学者に最適です。
こんな人におすすめ:
- 金融分野の全体像を、視覚的にスッキリ理解したい方
- イラストや図解で、直感的に学習したい方
- 実績と信頼性のある、王道のテキストを使いたい方
『史上最強のFP3級テキスト 25-26年版』 (ナツメ社)
特徴: 各株式指標の意味や計算式について、丁寧な解説で根本から理解できるのが強みです。「なぜその指標が重要なのか」といった背景知識までしっかり解説してくれるので、丸暗記ではない、本質的な知識が身につきます。
こんな人におすすめ:
- とにかく分かりやすさを最優先したい方
- 丁寧な解説で、知識を根本からしっかり理解したい方
- キャラクターのナビゲートで、楽しく学習を進めたい方
FP3級ドットコム 過去問解説
特徴: このサイトの「分野別で問題を解く」機能を使えば、金融資産運用の問題だけを集中的に演習できます。特に、PER・PBR・ROEといった株式指標の計算問題などを繰り返し練習するのに役立ちます。
こんな人におすすめ:
- 無料で、手軽に過去問演習を始めたい方
- 金融資産運用分野を、集中的に攻略したい方
- 移動時間などのスキマ時間を有効活用したい方
まとめ:金融の知識は、未来の自分を守る「盾」になる!
今回は、FP3級の「金融資産運用」分野の攻略法について解説しました。
- 金融資産運用は「株式・債券・投資信託」の3つのキホンから理解しよう。
- NISA・iDeCoは、国が用意してくれたおトクな非課税制度。
- PER・PBR・ROEは、会社の「人気度・底力・稼ぐ力」を測るモノサシ。
金融の知識は、試験合格のためだけではありません。これから先の長い人生で、インフレや経済の大きな変動からあなた自身の資産を守り、豊かにしていくための「最強の盾」となる、一生モノのスキルです。
ぜひ、苦手意識を克服して、楽しみながら学習を進めてみてくださいね。





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