
保険って種類が多すぎて、違いが全然わからない…

定期保険?終身保険?カタカナの専門用語が多くて、もう無理!
FP3級の学習を進める上で、生命保険や損害保険の種類と仕組みの複雑さに、頭を悩ませていませんか?自分や家族の生活に関わる大切なことだと分かっていても、なかなか理解が追いつかないですよね。
でも、大丈夫です!
一見複雑に見える保険の世界も、いくつかの「基本パーツ」に分解して考えれば、驚くほどシンプルに理解できます。
この記事では、FP3級で頻出する保険の種類と仕組みを、超カンタンな「例え話」で解説!あなたの「分からない」を「なるほど!」に変え、リスク管理分野を得意分野にするお手伝いをします!
まずはここから!リスク管理の2大テーマ「生命保険」と「損害保険」

まずは、保険の世界の大きな地図を広げましょう。私たちの生活を守る保険は、大きくこの2種類に分けられます。
- 生命保険: 「ヒト」の万が一(死亡・病気・ケガなど)に備えるための保険です。
- 損害保険: 「モノ」(家や車など)の万が一(火災・事故など)に備えるための保険です。
この「誰(何)のための保険か」という役割の違いを理解することが、学習の第一歩です。
生命保険は「3つの基本ブロック」で攻略できる!
ここがこの記事の核心です!世の中にある様々な生命保険は、実はこの3つの「基本ブロック」の組み合わせでできています。
ブロック①:期間限定のお守り「定期保険」
- 特徴:保険期間が一定(10年間や60歳まで、など)、その期間を過ぎると保障はなくなる「掛け捨て」タイプ。その分、保険料が安いのが最大のメリットです。
- 例え:「賃貸マンション」のような保険。必要な期間だけ、手頃な家賃(保険料)で、大きな安心(死亡保障)を手に入れるイメージです。
ブロック②:一生涯のお守り「終身保険」
- 特徴:保障が一生涯続くのが最大の特徴。途中で解約しても、それまで支払った保険料の一部が「解約返戻金」として戻ってくる貯蓄性もあります。その分、保険料は高めに設定されています。
- 例え:「分譲マンション」のような保険。毎月のローン(保険料)は高いですが、それが自分の資産(解約返戻金)にもなり、一生涯の安心が手に入るイメージです。
ブロック③:貯金と保障のハイブリッド「養老保険」
- 特徴:保険期間中に死亡すれば死亡保険金が、満期まで無事に生きていれば死亡保険金と同額の満期保険金が受け取れます。保障と貯蓄を兼ね備えていますが、その分、保険料は3つの中で最も高くなります。
- 例え:「貯金付きの賃貸マンション」のようなイメージ。保障も欲しいけど、掛け捨てはもったいない、という方向けの全部入りプランです。
【応用編】
医療保険やがん保険は、これらの基本ブロックに自由に取り付けられる「便利なオプション(トッピング)」だと考えましょう。まずは基本の3ブロックを理解することが大切です。
【ライフステージ別】あなたに必要な生命保険は?

3つのブロックの役割が分かると、人生のステージごとに必要な保険が、自然と見えてきます。
【20代独身】の場合
扶養する家族がいないため、大きな死亡保障の必要性は低いです。それよりも、自分自身の病気やケガで働けなくなった場合に備える「医療保険」などのオプションから検討するのが合理的と言えるでしょう。
【30代~40代 子育て世代】の場合
自分に万が一のことがあった時に、遺された家族の生活を守るための大きな保障が必要です。手頃な保険料で、子どもが独立するまでの期間だけ大きな保障を準備できる「定期保険」の重要性が非常に高まります。
【50代~ リタイア期】の場合
子どもが独立し、大きな死亡保障は不要になる一方、お葬式代の準備や、相続税対策として「終身保険」を活用するケースが増えてきます。
「モノ」を守る!損害保険の頻出ポイント

損害保険は範囲が広いですが、FP3級では特にこの2つのポイントが重要です。
自動車保険(自賠責保険と任意保険)
- 自賠責保険: 全ての車に加入が法律で義務付けられている「強制保険」です。ただし、補償されるのは事故の相手方のケガなど、対人のみ。
- 任意保険: 自賠責保険だけでは足りない部分(自分のケガ、自分の車、相手の車やモノなど)をカバーするための、自分で選んで入る保険です。
この「自賠責」と「任意保険」の2つがセットになって、初めて安心して車に乗れると覚えましょう。
火災保険と地震保険
ここは試験で最も狙われる最重要ポイントです。
火災保険だけでは、「地震」が原因の火災や損害は一切補償されません。地震による火災、津波による流失、噴火による損害などに備えるには、必ず火災保険とセットで「地震保険」にも加入する必要があります。
リスク管理学習におすすめのツール
複雑な保険の仕組みの理解を助け、知識を定着させるのに役立つおすすめの書籍とサイトを紹介します。
『2025-2026年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級』(TAC出版)
特徴: 生命保険の3つの基本形や、損害保険の補償範囲などが、豊富な図解で非常に分かりやすく整理されています。複雑な保険の種類も、視覚的に違いを理解するのに最適です。
こんな人におすすめ:
- 保険の全体像を、視覚的にスッキリ理解したい方
- イラストや図解で、直感的に学習したい方
- 実績と信頼性のある、王道のテキストを使いたい方
『史上最強のFP3級テキスト 25-26年版』 (ナツメ社)
特徴: キャラクターによる会話形式で、なぜその保険が必要なのか、という背景から丁寧に解説してくれます。各保険のメリット・デメリットが分かりやすく、実生活に即した知識が身につきます。
こんな人におすすめ:
- とにかく分かりやすさを最優先したい方
- 丁寧な解説で、知識を根本からしっかり理解したい方
- キャラクターのナビゲートで、楽しく学習を進めたい方
『FP3級ドットコム 過去問解説』
特徴: このサイトの「分野別で問題を解く」機能を使えば、リスク管理分野の問題だけを集中的に演習できます。特に、保険証券の読み取り問題など、実践的な問題の対策に役立ちます。
こんな人におすすめ:
- 無料で、手軽に過去問演習を始めたい方
- リスク管理分野を、集中的に攻略したい方
- 移動時間などのスキマ時間を有効活用したい方
まとめ:リスク管理の知識は、あなたと家族を守る「お守り」
今回は、FP3級の「リスク管理」分野の攻略法について解説しました。
- 保険は「ヒト」に備える生命保険と、「モノ」に備える損害保険に大別される。
- 生命保険は「定期・終身・養老」の3つの基本ブロックの組み合わせで理解しよう。
- ライフステージによって、必要な保険は変わってくる。
- 地震のリスクは、火災保険とセットで「地震保険」に加入しないと備えられない。
リスク管理の知識は、単に試験に合格するためだけのものではありません。予期せぬ出来事から**あなた自身と、あなたの大切な家族の未来を守るための、一生モノの「お守り」**になるのです。
ぜひ、前向きな気持ちで学習に取り組んでみてくださいね。





コメント